あきちんのファインダー競馬

南関東 古馬重賞

2016年08月04日

レジェンドたちの夜

先週日曜に大井競馬場のトゥインクルレースが30歳の誕生日を迎え、斉藤工くんと剛力彩芽ちゃんも来場して記念イベントが盛大に行われたようっすね。入場者数は12447人と、いくらフリーパスの日曜日とはいえ重賞非開催日とは思えない数字を記録。例えば今年の羽田盃が8264人、東京ダービーは13475人だからその賑わいたるや・・・あ、ボクは新潟にいたので残念ながら間に合わずでした。
というか、本当は急遽札幌に行きたかったのだけれど、さすがに宿はないし飛行機も高いしで諦めました。えっ?何をしに札幌へかって?いや、好きなコ(プレゼンターで来場していた)に会いに・・・(笑)。

で、昨夜は大井競馬場でお馴染みのマイル重賞サンタアニタトロフィー(1着賞金1300万円)だった。
ゲリラ豪雨もなく、比較的過ごしやすい夜で絵に描いたようなナイター競馬日和。それにしても今更ながらTCK開催は綺麗なお姉さん(特にOLさん)が本当に多い。その大半が殿方連れではあるけど、この客層はJRAだってなかなか真似できないっすよ。


(写真 リアライズリンクス:サンタアニタトロフィー)
話を戻して、その夜を躍動したのは59歳11ヶ月の的場文男騎手。フォーカスしたはずのファインダーからもはみ出してしまう鬼気迫るアクションはまさに帝王、そして自身の持つ最年長重賞制覇記録をまたも更新。まだまだ現役バリバリっすね!
それに引き替え、中央からの移籍後4戦4勝で断然の1.8倍に支持されたテムジンを2着付けとしながら、リアライズリンクスは3着欄にしかマークしなかった自分は戦力外間近?いやいや、まだ現役にしがみつきたい。


それからこの日はイベントゲストとしてユタカさんと内田博幸騎手の二人が来場。トークショーが行われた賞典台周りはタレントさんが来るよりもファンたちでごった返し、その集客力はさすがの一言。
偉大なジョッキーたちに刺激をたくさんもらえた夜になった。

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2016年06月22日

京成盃グランドマラーズでも金

都知事選は誰が出馬してくるんすかねー。とはいえボクはすでに投票する人を決めています。そう、それはヤワラちゃん。そして「田村でも金、谷でも金、都知事でも金!」の名言が飛び出し、今年の流行語大賞待ったなし!
えっ?出馬しないって・・・?!


(写真 レガルスイ:京成盃グランドマイラーズ)
競馬も出馬しない馬の馬券は買えません。というわけで今夜は船橋競馬場で京成盃グランドマイラーズ(1着賞金1000万円)が行われ、出走14頭の中から厳選数頭の馬たちに投票してきた。
どこからでも狙えるメンツかなぁという印象と、比較的前有利のバイアスを重視して問題なくハナを切れるだろう3番人気レガルスイを1着に固定し、相手には唯一の牝馬で軽量プリンセスバリューとマイル戦こそベストのグランディオーソを塗っていつものように三連単フォーメ15点買いで2024.8倍が的中。ぶっちゃけ50万コースかと思っていたので拍子抜けしたけど20万馬券でもありがたいっすね。

来週は大井に替わって28日が3歳スプリント重賞の優駿スプリント、そして29日は大一番帝王賞が待っている。帝王賞は今年から中央枠が7頭になりタルマエVSリッキーに加えてノンコやサウンドトゥルーもいて豪華絢爛。
とりあえずグランドマイラーズでも金、優駿スプリントでも金、帝王賞でも金を目指す。とか書くと「キン」じゃなく「カネ」に見えてきますな(笑)。


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2016年05月19日

新型導入大井記念

今年の東京ダービーで羽田盃馬タービランスのライバルになるとしたらコイツだ!と紹介していたライゾマティクスは月曜の東京ダービートライアルに出走したがまたも骨折のアクシデントで戦線離脱(1番人気ビリ)。道営時代に故障した二戦目と同じようなレースぶりで心配だったけれど・・・これは残念。


で、昨日は同じく大井競馬場で伝統の大井記念(1着賞金2200万円)が行われた。
これが1DX2で初めてのナイター撮影になったので感度面を中心にもろもろ試してみた。実は火曜日に東京体育館へ女子バレー(オリンピック最終予選)の撮影に行き、そこでも高感度を試したことは試したのだけれど、やっぱり普段から撮り慣れている競馬の方が違いもわかりますね。ま、当然か(笑)。

撮影云々の前に、まずは何と言っても自身の持つ記録を更新した帝王・的場文男騎手の59歳8ヶ月での重賞制覇に拍手!しかもこの大井記念は自身9度目の勝利っつーんだから凄まじい。初めて勝ったのは1983年のミサキネバアーっすよ。83年なんてオレまだ生まれてないっすから!・・・えっ?
それからこれが南関東移籍後初の重賞制覇となったケイアイレオーネ。中央の実績を思えば遅すぎるくらいで、ここから能力全開、得意の2000m前後で南関東の代表として中央馬を相手に奮闘して欲しい。


さて、そんなわけでレースはいつもより感度を上げて撮影してみたけどイイ感じっすね。単純に1DXよりも明るく撮れる上にノイズも減るってんだからナイター開催では大きな武器になる。もちろんAF精度も上がっているのもデカイ。
パドックではフリッカーレス撮影も効果を発揮するけど、これは普段やり慣れていないのでレース撮影時にオフにするのを忘れそうで怖い。連写できなくなる(笑)。


レース後の検量前は根本的に暗すぎるのでそれなりの機材を使わないと話にはならない。自分はいつも50mm F1.2を使うが、はっきり言ってそれでもかなり厳しい。
上のカットは1/400 F1.2 ISO5000で撮影。暗い、ただただ暗い。でも1DXでは血迷う事のあったAFがしっかりくるし、かなりよくなっている印象を受けた。まぁこの画像サイズじゃよくわからないと思うけど(苦笑)。


最後は照明の光を借りてISO2500で。
そしてここだけの話。口取り前はハロー車が通り抜けるのを馬場の外で待っているのだけど、馬上から的場さんは「この馬はハロー車に驚かないから(入って馬場に)大丈夫だよ!」と。的場さんが言うのだからきっと大丈夫なのだろうけど、馬場に入ったらたぶんハロー車にひかれますよ!(笑)

akitin1 at 23:17|この記事のURLTrackBack(0)

2016年03月10日

凍える雨でもダイオライト


ここ最近は菜七子フィーバーの渦に飲み込まれていたけれど、昨日は閑散とする船橋競馬場へ。冬の寒さに戻りつつ昼前からはフツーに雨の一日となり場内はすっからかん。レースが始まってもスタンド前の人影は目視で容易に確認できる10人前後。川崎、中山からのギャップが半端ねぇっす(苦笑)。

それにしても寒かった。合羽を着るのでアウターを脱がなければならなかったが、とてもじゃないけど手ブレ補正を上回るほどプルプルしてきそうだったのでダウンの上から無理やり着たくらい。ゴワゴワだけど風邪をひくよりマシだからね!予報では来週の火曜から気温があがるようだけど・・・つまり今週末の中山も寒いって(苦笑)。


まぁともかく雨天中止がない競馬はこの状況でも平気な顔で行われるわけで、行われるからには現場に行かねばならなくて、もちろん馬券も買うわけで。まぁ馬券は仕事とは関係ありませんが(しかもハズレた)、ともかく交流重賞ダイオライト記念(1着賞金3200万円)が行われ、昨年の勝ち馬でもあるクリソライトが断然の1.3倍に応えて連覇を達成。まったく危なげない走りだった。


しっかしこの勝負服(キャロットクラブ)は本当によく走る。毎週のように勝ち馬が現れ、今やすっかりリーディングオーナー争いの常連。いやいや、素晴らしいっすよ。
キャロット馬といえばクリソライトが連覇を決める約一時間前には園田競馬場でピンクブーケが2着に1秒2差をつける大楽勝をしてみせた。ピンクブーケは新馬戦でまさかの失格処分を受け、その後に故障が判明。復帰後は未勝利馬ながら500万下に出走し2着、4着と入り今回が転厩初戦で嬉しい初勝利。まさにこれまでの鬱憤を晴らす大差のぶっちぎりだった。あの調子ならサクっと三連勝を上げて中央に復帰してくるはず。そして今度こそ正真正銘のJRA初勝利を。

最後に6日の佐賀競馬で落馬して搬送された岩永千明騎手について。次のレースが中止になるような事態だったし、詳しい情報が入ってこないので心配です。
菜七子騎手の登場で女性ジョッキーにスポットが当たっている中での事故だけになんともやりきれない。とにかく無事を祈ります。


akitin1 at 23:05|この記事のURLTrackBack(0)

2016年02月11日

金盃と聖帝と

気が付けば今年も二月半ばを迎え、それなりに地方競馬も参戦しているのに当たったのはTCK女王盃のやっすい三連単だけ。前回の名古屋に関してはレース名さえも勘違いしている有り様で、これでは地方競馬の女神に見放されても致し方ない流れではあるが、それでも行かねばならんのです。だって、やってるから。

そんなワケで昨日は大井競馬場へ。メインレースは国内ダート最長距離重賞の金盃(1着賞金2200万円)で、16頭のスタミナ自慢が集結。
実は行きの電車が途中で運転見合わせ云々があり早々と女神の試練に直面したけれど、余裕綽々と切り抜けていつも通りの一番乗りで楽々と1Rから参戦。たぶんこの辺からツキがこっちにきていたはず。






(写真 ジャルディーノ:金盃)
ここで買わずにどこで買うレベルのユーロビートを1着に付け、いつも通り2着に人気薄を置いた三連単を本線で購入。もしユーロビートが負けるなら調子に乗ると手が付けられなくなるワイルドラッシュ産駒で4連勝中と調子に乗っているジャルディーノだけ。つまり1着ジャルディーノ→2着ユーロビートの三連単を押さえたらそれが的中して117.3倍だった。ラッキー!

それにしても3着プレティオラスの追い込みは相変わらず派手さがあった。上がりもダントツだし、よく追い上げてきたなぁと。というか4着カキツバタロイヤルが残っていれば500倍オーバーだったのに(笑)。
あとサミットストーンの1番人気はちょっとかわいそうだったかなと。何度も書いているように距離に限界のある中距離馬でこの距離は長すぎる。時計がないからパサパサの良馬場はいいのだけれども。

そして!
本日行われた佐賀記念のVTRをさきほど観ました。サウザー様(ストロングサウザー)やったじゃないっすか!
いつかは交流重賞制覇をと応援してきたけれど遂にこの日を迎えた(それだけに撮影できなかったのは悔やまれる)。抜群の手応えで直線に向いたその姿はまさに南斗鳳凰拳伝承者のソレ。日本最南端の競馬場で負けるはずはなかったか。聖帝の闘いはまだ始まったばかりだ!

akitin1 at 23:25|この記事のURLTrackBack(0)