あきちんのファインダー競馬

2017年04月07日

展開予想は大事だよ(ダービー卿CT)

これまでは大阪杯とダービー卿CTが同日開催だったので、大阪杯を撮影に行く時は土曜から仁川に入っていたが、今年からダービー卿CTが土曜に移動したため土曜中山⇒日曜阪神のスケジュールになった。人の少ない土曜の仁川で関西圏のカメラマンさんたちに挨拶をしつつのんびりとイメージカットを撮るのが好きだったけれど、ダービー卿CTも撮影できるようになったのはそれはそれでありがたい。




1日(土)中山は冷たい小雨が舞いほとんど冬のよう。入場人員も15974人(前比89.4%)と重賞非開催日の昨年より大きくマイナス。フリーカメラマンも3人でのスタートと普段(6人前後)より静かな朝だった。
プレスが増えだしたのは木幡ファミリー勢揃いになった6R。いつもなら見向きもされないダートの未勝利戦だが、パドックではみな思い思いの場所から撮影する姿が見て取れた。騎乗合図後の整列では一人だけ枠が離れてしまった初也騎手も隣に並んでくれたように見えた。




(写真 武藤雅騎手:3歳500万下)
7Rの武藤雅騎手は引き上げてくる時も「(1着か2着か)どっちですか?」と聞きながら戻ってきたが誰も答えられず半信半疑のまま1着の欄に入った。撮影をしていてもギリギリ残して初勝利だと思ったけれど・・・結果的には直線で前が壁になり追い出しを待たされたのが惜しい。




(写真 グローブシアター:山吹賞)
この日もっとも期待していたのが9R山吹賞のグローブシアター。パドックではいくらか客席を気にする仕草もあったが、コンパクトなボディが見栄えして好印象。今回は瞬発力戦にならず展開が不向きだった?恐らくまだまだこれからの馬だし、古1000万下級だったホープフルSの内容、そして上級の脚力があるのは間違いないので今後も追いかけたい。


(写真 ロジチャリス:ダービー卿CT)
ダービー卿CTの返し馬撮影はやはりパドック撮影後では入るスペースがなく撮影ができなかった。今回は事前に撮影をたのまれた馬やクライアントの馬も出走していなかったので問題はなかったが、返し馬も必要となった時にはどうするか考えておかないと。
そのダービー卿CTは外差し決着と予想してロイカバード、ガリバルディ、ダンツプリウス、サンライズメジャーで固め、思惑通り4頭とも後方に陣取ってくれたがみな後方待機のまま。例年は稍重でも半マイル46秒台がデフォのレースでまさか48秒2のどスローになるとは読みも甘かった。
それから芝コースはBコースに替わり、いつもはレースによって1.4倍テレコンを着脱していたが今回は多頭数で外差しも決まっていたので全レースでテレコンなしで撮影。ダービー卿CTも含めてちょうどよかった。明日土曜も基本的には先週末と同じ感じで撮影に臨む予定。
ニュージーランドトロフィーは本番とはほぼリンクしない、つまり府中でキレ負けするような馬に向くレースになりやすい。クライムメジャー、タイセイスターリー、ボンセルヴィーソあたりを中心に当日の降雨とバイアスをチェックして考える。


akitin1 at 23:58│TrackBack(0)

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