あきちんのファインダー競馬

2017年04月06日

難攻不落の中京(高松宮記念)

今年もマーチSの撮影を避けて高松宮記念へ。以前はマーチSを撮影していたが、ダート重賞の撮影規制が厳しくなり嫌な思いをすることも増えたので可能な限り避けている。同時にドバイ遠征をするカメラマンが増え、高松宮記念が手薄になるといのも背中を押すようになった。


しかし生憎の天気になり、ただでさえ狭いスタンドに雨を避けた人たちが流れ込む中京競馬場では最悪の展開。24281人(前比77.7%)と数字上は空いていたが体感的にはそれ以上、午後のダート撮影はパドックを捨てて約30分間の場所取り(一般エリアのため)が必須。更に人でごった返す狭い通路を機材片手に抜けなければならず「スミマセン通ります」と声をかけても「うざっ」と睨まれることも。だからといって遠慮して「撮影できませんでした」では済まされない。悲しいけどこれ、仕事なのよね(スレッガー中尉風)。

そうえいば大変なのはプロだけではないようで、1R前には外ラチ沿いの場所取りシートが全て撤去されていた。関西圏は厳しくなっていると聞いてはいたけれど、なるほどこういうことかと納得。これって座席には適用されているんですかね?それともラチ沿いやパドックのシートだけ?










(写真 セイウンコウセイ:高松宮記念)
さて、高松靄記念はいつもの位置から1スパン後ろの最後尾に。予想通りプレスは少なかったが、昨年は普段と同じ位置から撮影できたので今年の方が気持ち多かったかもしれない。狭いBコースとメンバーを考慮して今年は一番後ろまで下がり倍コン着用で撮影しようと考えていたけれど、思ったより天気が回復せず小雨交じりで暗かったため断念し、確保できる場所の中で一番前に陣取った。
とか色々考えてはみたものの、結果的にはどこでも大差はなかった印象。幸騎手はノーリアクション、ウイニングランも淡々と終わってしまい、絵作りが難しかった。
今回は内を空けずにレースが進んでいたので高松宮記念も内目で決まると予想して1.4倍テレコンを使用した。10Rだけ突然内を空けたので驚いたが。




(写真 セイウンコウセイ:高松宮記念)
レース後はセイウンコウセイの厩舎へ。向かったのが少し遅かったこともありすでに馬房に入っていたが、厩務員さんが撮影用にとわざわざ外へ出してくれた。馬房の中はかなり暗く自分たちの機材でも撮影が難しいのでありがたい配慮に感謝。
そしてG1馬になったセイウンコウセイ。初めて三浦皇成騎手に乗り替わった時に「ついにコウセイにコウセイが」と言っていたあの頃が懐かしい。皇成くんも刺激を受けただろうし、一日も早い復帰を待っている。

馬券の方は重馬場適性と前残りで固めたがセイウンコウセイは2着3着欄のみ。前哨戦で評価できるのはシルクロードSだったので当時2着セイウンコウセイはもちろんだが、休み明けでラストは追わないままゴールしていた6着ソルヴェイグを1着付けにしてしまった。重馬場OKのイメージを持っていたけれど根本的にダメだった感じで考えを改めたい。単騎逃げを見込んで狙ったトウショウピストもゴリゴリ押しても三番手がやっとのシンガリ負け。
もしかしたら競馬を始めてから高松宮記念は一度も的中したことがない(今年で19回目)ような気もする。

akitin1 at 23:56│TrackBack(0)

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