あきちんのファインダー競馬

2017年03月21日

花の前の春(スプリングS)


先週日曜の中山競馬場は気温も上がり春の陽気(風は少し冷たかった)になり、更に三連休の中日とカレンダーにも恵まれて29387人(前比97.3%)の入場人員があった。客足も早く朝から混雑し、3万人近くになると一般エリアから行うダートの撮影やパドック撮影が大変になってくる。


(写真 チャームクォーク:3歳未勝利)
1Rから三連単700万オーバー、続く2Rは三連単1200円と朝からどちらもなかなか難しい。
1Rで2番人気ながら6着に敗れたチャームクォークのパドックは休み明けでも外々を仕上がりよく(6キロ増)周回し気配上々。レースでは4角壁⇒直線入り口進路確保⇒再び内へ押し込められ壁の流れだったがそれほど脚もなかったか。「ダート云々ではなくまだ非力」という田辺騎手の談話のようにダート替わりがよくなかったかも。クロフネ産駒の初ダートはイメージほど回収力もなかったはず。


(写真 スペルマロン:3歳未勝利)
同条件の3Rはスペルマロンが勝ち上がり。前走はわざと馬込みに入れてヤル気を促すがいつも通り気難しさを見せ、今回はソツなく好位の外から抜け出す競馬で楽勝。二戦目でアッサリ結果を出した内田博幸騎手はさすが。




(写真 アドヴェントス:1000万下)
最終レースは鉄板だと考えていたアドヴェントスが4着と馬券圏外に吹っ飛ぶ緊急事態。パドックでは多少キョロキョロとしていたがその可愛さは相変わらず。しかしレースでは中途半端に早めに動くと直線ではいつもの伸びがまったく見られなかった。確かに騎乗ぶりに疑問はあるが、基本的はラスト3ハロン瞬発力型。今回のレースラップは中山らしい後半5ハロン戦なので適性自体が合わなかった可能性は感じる。


(写真 モンドキャンノ:スプリングS)
スプリングSでブービー負けしたモンドキャンノは情状酌量の余地あり。このメンツならスローの瞬発力戦になると予想しての本命視だったけれど、思いのほかペースが流れてしまったのは誤算だった。それもかかり気味の先行策だからガス欠は致し方なし。マイルカップではこれで買いやすくなるかもしれない。






(写真 ウインブライト:スプリングS)
逆に強さを見せつけたウインブライトは若竹賞の数字が古1600万レベルと破格だった。ただしスローになるとひいらぎ賞のようにキレ負けするので今回は2〜3着付け、ペースアップする本番で勝負と目論んでいたら淀みなく流れて能力全開。なかなかうまくいかない(苦笑)。
スプリングSのパドックは一般エリアが混雑していたため素直にプレスエリアへ。それでも数字が後ろの馬たちは間隔を詰めて周回しており撮影が難しかった。特にウインブライトが撮影しにくくまともなカットが一枚も撮れず(苦笑)。
返し馬の撮影は4角の近くまで行くと空きスペースもあったので潜り込む。理想はもう少しゴール板よりだが、アマチュアカメラマンたちが苦労して場所を確保しているはずなので割り込むつもりはない。
ともかく今回のスプリングSは皐月賞向きの流れになったので本番にリンクするはず。ところが翌日にスプリングSを超える派手なパフォーマンスを繰り出す牝馬がいるとは・・・。


akitin1 at 23:10│TrackBack(0)

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