あきちんのファインダー競馬

2016年03月28日

近づきたいけど近づけない


それにしたって、いくらBコースだからって従来のレコードを土曜に1000万クラスで更新し、更にそれを日曜の500万クラスが塗り替え、とどめは高松宮記念の1分6秒7でしょ。これまでの記録を1秒3(しかも千二っすよ?!)も超えてしまうのだから・・・ボクが先週の土曜に見ていた芝なのに上がりが40秒近くかかっていた競馬場は一体なんだったのか(笑)。

というか、今年は大勢のカメラマンがドバイに行っていて高松宮記念組は少ないよーなんて噂もなんだったのか。ほいほいと中京行きを決めたら関東からカメラマンが大挙押し寄せていつもと変わらんじゃないか!いや、
確かに関西の方は少なかったけどさぁ・・・(苦笑)。
ちなみに、遂にこの日曜を持ってななちゃんはボクの手から羽ばたいていきました。これでデビューから彼女の全レースを撮影しているカメラマンは世界中から絶滅です。でも、もしかしたらアマチュアの中にはいたりするのだろうか?




さて、そんな高松宮記念はちょっと中途半端な撮影位置になってしまい、入線の前後でガッツポーズをしてくれないと厳しいなーなんて話をしていたら、結局はかなり遅れてのガッツポーズでまんまと撮影できず。んで、追っているところもあまり撮影できず。つまりは中途半端(苦笑)。かなり外を通ってくれたことだけが救いっすかね。




ウイニングランで起きた例の事件は、ぶっちゃけ、これまでよく何も起きずにいたなぁというのが率直な感想。いつの間にかG1レースでは恒例となったムービーさんではあるが、臨場感ある映像を伝えてくれる一方で今までも「危ないよ?」というシーンはあったはず。それからこれは自分の勘違いかもしれないけど、いつもはJRAの職員さんが一緒にいたような気が・・・どうだっけか?これまでの写真を見返せば必ず見切れているので調べればわかるけど(笑)。ともかく放馬しなくて本当によかった。

「きみの写真が傑作にならないのは、あと一歩、被写体に近づいてないからだ」というのはロバート・キャパの有名な言葉。現場で撮影をしていて単純に「もっと近づきてー!」と思うシーンは数えきれないほどある。だからと言って、一人飛び出したら即一発退場待ったなし。競馬は相手が馬だし、色々と難しいっすよね。

akitin1 at 20:46│TrackBack(0)

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